【独学OK】基本情報技術者試験に合格するための効率的な勉強法

IT試験

はじめに

基本情報技術者試験(FE)は、IT業界の登竜門ともいえる国家資格です。特に文系や未経験の方でも、しっかりと対策すれば独学で合格可能です。

この記事では、「最小の努力で最大の効果を得る」ための勉強法をわかりやすく解説します。


基本情報技術者試験について

  • 試験区分:情報処理技術者試験(国家資格)
  • 実施時期:CBT方式により随時実施 (令和5年度から改定)

試験の概要

科目A(旧:午前試験)

  • 試験時間:90分
  • 出題形式:多肢選択式(四肢択一)
  • 問題数:60問

科目B(旧:午後試験)

  • 試験時間:100分
  • 出題形式:多肢選択式
  • 問題数:20問

合格基準

  • 科目A,科目Bともに60 % 以上の正答率で合格

勉強法

科目A(午前試験)

科目A過去問とほぼ同じ問題が70〜80%出題されると言われています。そのため、テキストを読むよりもまず過去問を解くのが最短ルートです。

以下サイトの過去問道場にて過去問を1問1答形式で勉強できますので、通学、通勤中のスキマ時間を有効活用して勉強するといいでしょう。

基本情報技術者過去問道場

科目B(午後試験)

科目Bは過去問題流用率が約20~30%のため、午前試験ほどの過去問流用率ではありませんが、問題の構造は過去問と同じため、午後試験についても過去問での勉強が有効です。

午後試験についても過去問道場にて勉強できますので、過去問道場を活用して勉強するとよいでしょう。

基本情報技術者過去問道場(午後)

※午後試験の過去問道場については、令和元年以降の問題が掲載されていないため、最新の問題については、以下の方法が良いかと思います。

  • IPAの公式サイトから過去問のPDFを印刷して本番形式で演習
  • 問題集などを購入して勉強

参考書、問題集は必要?

上述の通り、午前試験については過去問を勉強しておけば問題なく合格を目指せますが、午後試験については過去問の問題から問題の解く手順や思考のプロセスについて勉強する必要があります。

そのため、一度午後試験の過去問を過去問道場にて実施して「問題の解き方が分からない」等、解説が必要になりましたら、午後試験過去問の問題集を購入するとよいでしょう。問題集には各問題の必要となる知識、解法が端的に記載されておりますので、午後試験への合格の手助けになると思います。

参考書については試験を合格するためには必須ではありません。

ですがIT未経験で初学者の方や、これからIT知識を業務で活用する方の場合には、過去問を解いて分からない単語が出てきた際の辞書として、参考書の購入をお勧めいたします。

基本情報試験で出題されるIT関連の単語、知識についてしっかり学んでおくことで試験の合格と同時に自分のスキル向上につなげることができます。

学習戦略

◆ 忙しい社会人でも3ヶ月で合格できる

学習戦略については、下記の流れで行うのが良いです。

  1. 午前対策は過去問中心(7~10年分やると傾向がつかめる)
  2. 午後対策はアルゴリズム+プログラミングの重点演習
  3. 1日30分~1時間の継続学習で3ヶ月が目安

午前試験はスキマ時間で過去問道場で勉強できますが、午後試験は1問解くのに時間がかかるため、休日や仕事終わりなど時間を確保できるときに学習するのがおすすめです。

学習の一番のポイントは、「毎日少しずつ続ける」こと。完璧を目指すより継続が合格のカギです。

まとめ

基本情報技術者試験は、出題パターンがある程度決まっている試験です。そのため、

  • 午前は過去問を繰り返す
  • 午後は設問形式に慣れる
  • 参考書は調べ物に使う

この3点を意識して、毎日少しずつ学習を続ければ、未経験でも合格可能です

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